UbuntuでのR環境の設定

Rのインストールはわざわざエントリにまとめるほどでもなさそうだけれど、まあ自分用のメモということで。

R本体のインストール

$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

で設定ファイルを開き、sources.listに次の1行を書き加える。Wikiにあるように、筑波のミラーを使う設定。

deb http://cran.md.tsukuba.ac.jp/bin/linux/ubuntu precise/

最後の「precise/」の部分は、バージョンごとにコードネームに基づいて変える必要がある。次に本体をインストール。

#Ubuntuの公開鍵の取得
$ gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-key E084DAB9
$ gpg -a --export E084DAB9 | sudo apt-key add -

#インストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install r-base

参考:R のインストール - RjpWiki
参考:Index of /bin/linux/ubuntu

RStudioのインストール

Rのフロントエンドとしては、RStudioが大変使いやすく気に入っている。インストール自体は、オフィシャルサイトに.debファイルがあるのでそれを使えば終了。

設定もそんなに迷うようなものはないと思う。主にいじるのはデフォルトの作業ディレクトリの設定、デフォルトで使うミラーサイトの設定、文字コードの確認、ワークスペースの保存設定など基本的なところ。

RStudioの設定補足

もう解決されていたので今回は不要だったが、以前10.04の環境で使っていた時、カーソル位置がずれて大変使いにくく、フォントの設定を変える必要があった。自力で解決できなかったので、その時の設定方法を念のためメモしておく(というかわざわざエントリとしてまとめたのはこのため)。

$ gedit ~/.fonts.conf

上級者の使うテキストエディタにいまいち慣れていないので、普通にgeditで。
ファイルの中身は以下。中身は参考サイトのものそのまま。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
  <match target="pattern">
    <test name="lang" compare="contains">
      <string>ja</string>
    </test>
    <test qual="any" name="family">
      <string>monospace</string>
    </test>
    <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
      <string>DejaVu Sans Mono</string>
    </edit>
  </match>
</fontconfig>

参考:RStudioをUbuntuで使うと文字がずれるバグを直す方法 | 味噌解釈